完全双方向オンライン装置の構成、機能、特徴
完全双方向オンライン装置の構成、機能、特徴について説明します。
ポイント
1.構成
・大型タブレット:Artisul D16、IPS液晶ペンタブレット(15.6inch,1920x1080)、充電不要ペン
・ノートPC:Dell Vostro 3515、Win11home、Ryzen5 3450U 2.1GHz、メモリDDR4-16GB、ディスプレイ(15.6inch,1920x1080)
・書画カメラ:!deao DC400、1300万画素、4K/30fps & 1080P/60fps
(注)上記装置の装置の機種は価格、入手状況により変わる可能性があります
2.機能
・大型タブレット:先生と生徒間のメインのインタフェースです
・ノートPC:会議ソフトとリモートデスクトップソフトの操作をおこないます
・書画カメラ:主に、紙媒体での教材をスキャンしてPDF化または画像化して、ノートPCに取込みます
3.特徴
・大型タブレット上でPDF、OneNoteをリアルタイム共有をおこない双方向から書き込みを行えます
・電子教科書、Web教材、紙教材等のあらゆる教材を共有して学習を指導できます
・大型タブレット上の表示により実寸大の見易い教材になります
1.装置の構成、機能、特徴
(1)大型タブレット
・イラストや漫画を制作する品質を有する液晶タブレットを使用しています
・イラストが綺麗に表示されるフルHD(1920x1080)の15.6インチのIPS液晶を使用しています
・15.6インチ(A4サイズよりも大きい)ですので、B5版の見開き表示が可能です
・大型タブレットは角度調整が可能な傾斜台に載せられており、文字が書き易い角度に置くことができます
・表面は適度に摩擦のある非光沢で、紙にかくような書き心地です
・全ての学習に必要な操作はペンで可能であり、学習に集中できます
・ペンは充電不要で、筆圧レベルは8192レベルです
(2)書画カメラ
・A3サイズの書類を撮影可能です
・折り畳み可能で、収納時は19.5x6.6x1.3cm(380g)と小型・軽量です
・1300万画素のカメラで解像度3840x2880(30fps)が可能です
・自作キャプチャソフトを用いることで、回転、拡大、縮小、画像のPDF化が可能です
・主に紙教材(例えば、試験の答案用紙)をキャプチャ→PDF化→タブレットで共有できます
(3)ノートPC
・CPUはRyzen5でそこそこ演算能力の高い、メモリーも16GBですので、快適な動作が可能です
・ディスプレイ(15.6inch,1920x1080)を使用して、主に会議ソフトで生徒さんの様子をモニターできます
・大型タブレットを拡張画面として利用しており、全体として、15.6inchが横長の2画面構成です
・会議ソフトは教える教科により使い分けており、Zoom、Teams、GoogleMeetのいずれかを使用します
・リモートデスクトップまたはリモートアクセスソフトは各種の利用が可能です
(4)インターネットの通信速度
・会議ソフトでの人物動画の遣り取り、リモートデスクトップでの動画の遣り取りのために通信負荷が比較的大きい
・全国でアルバイトさんに依頼してテストしたところ、通信速度は上がり最低10Mbps、下り最低10Mbpsが必要だった
・通信速度が十分で無い生徒さんのためにWimax5Gの貸し出し(有料)も用意しております
今回は主に装置構成について説明しました、次回は完全双方向オンライン学習の実際について説明します。